「第12回くりはら万葉祭」 土と火のまつり

「第12回くりはら万葉祭」 土と火のまつり

縄文土器の野焼きと土のオブジェを中心とした土と火のまつり

日時:9月7日(土) 12:00〜
場所:里山公園 
料金:無料 
主催:タラチネの会
協力:縄紋文化研究会、風の沢ミュージアム
原点回帰を掲げ、土と火のまつりの中核である野焼きと土のオブジェは継続し、小規模化して開催となった。鳥合神社・三浦宮司による神事からはじまり、約6時間かけた野焼きは約150個の土器を無事焼成。
夕方からの「土と火のはなし」では、土のオブジェを担当した清水貞志氏と、風の沢ミュージアム館長・森 繁哉による対談型の講演で、地域資源について語った。
野焼き焼成後の夜からは土のオブジェに火入れされ、深夜遅くまで薪がくべられた。ジャンべの演奏ワークショップが由木尾 晃氏のリードによって会場は大いに盛り上がった。
また地区の方々が用意した料理などで様々な交流が広がった。

地域資源・縄文「土と火のはなし」

地域資源・縄文「土と火のはなし」

日時:9月7日(土)15:00~16:00
場所:さとやま広場
主催:タラチネの会
講師:清水 貞志(陶芸家、2019年度企画展作家)
対談:森 繁哉(風の沢ミュージアム館長)
講師:清水 貞志
平成31年度地域づくり団体活動支援事業
講師略歴
1979  茨城県生まれ
2003  東北芸術工科大学芸術学部美術科彫刻コース卒業
2005~2008  山梨県地場産業復興センター勤務(陶芸指導員)
個展、グループ展多数
陶芸の町・笠間で育ち、大学で彫刻を専攻後は陶芸の世界へと活動を広げ、現在は山形県にて作陶を続ける。

土のオブジェを制作した清水氏が自身の制作物を前に、また縄文土器の野焼きを横目に、土と火を道具として使用してきた歴史と文化、そして縄文性の色濃い地域とのつながりについて解説。森繁哉氏(風の沢ミュージアム館長)の質問にも答えながら、埋もれた文化を掘り起こすことで地域の特徴と位置づけ、地方再生への道が開けると説明。

「土の章」土のオブジェワークショップ

「土の章」土のオブジェワークショップ
日時:8月25日(日)〜9月6日(金) 10:00〜17:00

巨大な土のオブジェを共同で公開制作
場所:里山公園
料金:無料
作家:清水 貞志
主催:タラチネの会
共催:風の沢ミュージアム
協力:東北珪砂ほか
ージアム2019年企画展作家のひとり、清水貞志氏による、土のオブジェワークショップ。「くりはら万葉祭」の象徴としてのオブジェを、共同制作、公開制作で泊まり込みながら造形していった。準備された粘土約3.7トン、山砂約3トンの材料を9割以上使用し、万葉祭史上最大級の5.5メートルの土のオブジェを完成させた。












「ジャンベづくりワークショップ 」

「ジャンベづくりワークショップ 」
日時:8月12日(月・祝) 9:00〜17:00

塩ビ管を利用したジャンベづくりワークショップ
場所:レジデンス棟 
料金:ジャンベ(小)6,000円(大)9,000円(昼食付き)
定員:8名ほど(予約制) 
持ち物:布(1mx1m程度、複数の布の貼り合わせも可能) 
講師:由木尾 晃 
主催:タラチネの会
昨年に引き続いての、リサイクルを視野に入れた塩ビ管によるジャンべ製作ワークショップ。それぞれが準備した好みの布により、カラフルな装飾が施されたジャンべが完成。最後には参加者一同で演奏をおこなった。

地域資源・縄文「縄文トークショー」

「縄文トークショー」
望月昭秀(縄文ZINE編集長)をお招きし、地域資源としての観点から縄文を取り上げ、縄文時代の生活やその魅力についてお話しします。

日時:4月29日(月祝)時間:13時〜14時30分
会場:風の沢ミュージアム・カフェ
出演:望月昭秀(縄文ZINE編集長)、他
料金:1,500円
予約:電話0228−52−2811/メール:jomonjine@furo-kikaku.com
主催:タラチネの会
共催:縄紋文化研究会

協力:風呂ロック企画
平成31年度地域づくり団体活動支援事業
サステイナブル縄文展2019」関連イベント

縄文文化を現代的に考察する活動を発信している望月氏が、縄文文化の固有性と縄文人の生活、思考について解説。大木義則氏(縄紋文化研究会会長)にも参加いただき、縄文土器製作における先人の知恵なども紹介。地域文化の特徴を現代社会に活かす上でのヒントを示唆。

 

「塩ビでジャンベづくり」

「塩ビでジャンベづくり」
野焼きと同時開催で塩ビを再利用したジャンベづくり体験を行います!
塩ビにはお好きな布を貼って、自分の思い通りのデザインにできます。
アフリカから直輸入の皮を貼るので、本格的な演奏も可能?!
高さ40〜60cm程度のポータブルなジャンベになります。
場所:風の沢レジデンス
時間:10時〜スタート
参加費:5,000円
必要なもの:塩ビに貼りたい布だけお持ちください!

「野焼き大会」

「野焼き大会」
先日のくりはら万葉祭で制作した土器を野焼きします。
万葉祭の会場にて10時に点火し、16時30分頃に取り出しをする流れで
行いたいと思います。
万葉祭で土器を作った方はぜひ見学しにきてください!
万葉祭以外で制作された土器の焼成も大歓迎!
持ち込み希望の方は9:30までに会場にお持ち込みください。
主催:タラチネの会、縄紋文化研究会

 

体感地域講座「東北の伝統芸能に触れる」

  体感地域講座「東北の伝統芸能に触れる」

東北の伝統芸能の魅力を発信している小岩氏を講師に招き、「雄勝胴囃子獅子舞味噌作愛好連」と共にワークショップと解説を交えながら、地域文化について語っていきます。
日時:9月1日(土)15:00~16:00
場所:さとやま広場
講師:小岩 秀太郎(東京鹿踊・代表)
料金:無料
主催:タラチネの会
共催:NPO法人帰園田居創生機構
平成30年度地域づくり団体活動支援事業

雄勝町の伝統伝承芸能である胴囃子獅子舞を題材に取り上げ、はじまったとされる600年前から現在に至るまでの歴史をひもとき、その地域における文化的役割について語った。また、実際にお囃子や獅子舞の実演を取り入れながら、音や動きそれぞれの意味を解説。地域の歴史と文化が集約された形として残っていったことに触れた。

「第11回 くりはら万葉祭-土と火のまつり-」

「第11回 くりはら万葉祭-土と火のまつり-」

縄文土器の野焼きと伝統芸能の上演
日時:9月1日(土)

主催:タラチネの会
場所:野外広場
参加:無料

神事

縄文土器の野焼き

土器づくりワークショップ

由木尾 晃氏によるジャンべ演奏ワークショップ

野焼き

土器汁

野焼き

土器焼成

オブジェの様子

伝統芸能:胴囃子獅子舞味噌作愛好連

オブジェの様子


伝統芸能:城生野神楽
演目:「伊治城物語 宝亀春の夜嵐」

 

体感地域講座「ものづくりと地域づくり」

「体感地域講座」

第一回講演「ものづくりと地域づくり」
土のオブジェを制作する岩渕氏が、モノづくりの視点から地域づくりについて語る。
日時:8月26日(日)13:30~15:30
場所:風の沢ミュージアム・さとやま広場、カフェ
講師:岩渕 幸治(陶芸家)
コーディネーター:森 繁哉(風の沢ミュージアム館長)
主催:タラチネの会
共催:NPO法人帰園田居創生機構
平成30年度地域づくり団体活動支援事業

くりはら万葉祭からの流れ、土との関わり、陶芸への道のりなどについて紹介。陶芸のメッカにおける陶芸家としての在り方、他地域での活動などに触れた。また行政主導のまちづくりの課題や疑問、矛盾などを鋭く指摘。地域社会と人それぞれがどうかかわっていくかを論じた。質疑応答を充実。また並行して作業中だった土のオブジェの見学と解説、祭りの社会的役割について語った。