くりはら万葉祭 -土と火のまつり-

パフォーマー・オブジェ作家

鶯沢八ツ鹿踊り保存会
栗原市鶯沢 鹿踊り

2012/2024

パフォーマンス紹介

パフォーマンスについて

鶯沢地区に伝わる約200年の歴史がある郷土芸能で、藩政時代は、鶯沢を知行した梁川(やながわ)家の御抱え鹿踊りでした。

踊りには鹿が山野に群れ遊ぶ様や祖霊を供養する心意が表現されています。演目は神社、仏閣などに入る前に勢揃いして舞う「庭廻り」、案山子に驚いてさわってみたり脅してみたりして結局仇するものでない事が分かり皆で踊り戯れる「案山子踊り」、女鹿を隠され、男鹿が狂乱状態になって妻を探す「女鹿かくし」などが伝えられ、太鼓と鹿踊り唄のリズムに乗ってドラマチックに演じられます。現在は鶯沢八幡神社祭典、11月の鶯沢地区芸能発表会、各イベントなどで演じられています。

(宮城県教育委員会「宮城県の文化財 無形文化財・民俗文化財・保存技術」より)