くりはら万葉祭 -土と火のまつり-

パフォーマー・オブジェ作家

大室南部神楽保存会
宮城県石巻 南部神楽

2013/2014/2015

パフォーマンス紹介

パフォーマンスについて

岩手県を巡る修験道達によって継承されてきた山伏神楽(南部神楽)を元にして伝承された舞である。大室の南部神楽は、岩手県の伝承者より伝わり、栗原流を継承していると言われている。その後、昭和50年に、大室竹の青年達に継承され現在に至っている。

(「伝統・伝承芸能団体 石巻管内ガイドマップ・ブック」より)

震災を乗り越え三陸沿岸部では希少神楽

大正時代の初め、岩手県下大籠村出身の千田清人に教えを乞い、早池峰山修験道に伝わる瑞山流の流れを組む南部神楽で、地域の若者へ代々伝承されてきましたが、東日本大震災では地域が壊滅状態となり、稽古場と道具を全て流失し存続の危機に立たされました。しかし、幼少期に継承された当時30代の若者が中心となり活動を開始し、震災から2年後、全国からの支援により、再び舞台を踏み復活を果たしました。復活後は各地から要請を受け、恩返しの想いを込めて数々のイベントに出演し、現在は次世代となる10代の子どもたちへも引き継いでいます。

(宮城県教育委員会「宮城県の文化財 無形文化財・民俗文化財・保存技術」より)